- 土佐塾エースは「両投げ両打ち」 目標は甲子園&プロ 投稿日 2021年3月3日 11:41:36 (阪神タイガースちゃんねる)
土佐塾(高知)のエース寺田啓悟投手(2年)は全国的にも希少な両投げ両打ちで、昨秋の公式戦でデビューして話題の的に。県内にはプロ注目の高知・森木大智投手(2年)もいるが、劣らずアツイ存在になりそう。
語るよりも映像が全て。皆さん、動画のチェックもお願いします。高校野球は6日に練習試合が解禁され、19日にはセンバツも開幕。プロに負けじと本格的な球春到来です。
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202103010000844.html
左の最速は128キロ。「左はフォーム的に見づらい。打ちにくさがあると思う」。
登板前は左右で準備し、相手にどちらでくるのか分からせない。右打者には右、左打者には左で投げるといったパターン化はしない。
一塁走者がいる場合は右打者に左で投げたり、状況、相手を見ながら切り替え、「たまに」意表を突いた心理戦を仕掛ける。打っても「左は右より飛距離が出る。右は相手の利き腕によって変更できるので得です」とこちらも変幻自在だ。
メリットは多い。「自分がタイミングを外そうとしなくても打者が合ってなかったり。右で投げて左を挟んだりすると、肩肘は楽です」。負担を分散でき、左右交互による連投も利く。デメリットは「練習量が倍になることくらいです」と苦と捉える様子はない。
目指す未来があり、目の前の目標がある。「春の大会で四国大会に出るのが目標。最後の夏は甲子園を目指したい」。個性で戦い、名を残す。球春到来はまもなくだ。
◆寺田啓悟(てらだ・けいご)2003年(平15)12月20日生まれ、高知市出身。五台山小2年時に五台山レッズで野球を始め、4年から高須ZIONに所属。土佐塾中では軟式野球部で3年秋に高知県選抜。
土佐塾では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエース。50メートル走は6秒前半、遠投95メートル。高校通算本塁打は右打席での1本。最速は右が138キロ、左は128キロ。168センチ、68キロ。両投げ両打ち。
日本のプロ野球で、1軍登板したのは88年に南海に入団した近田豊年(明徳-本田技研鈴鹿)だけ。同年4月14日ロッテ戦に登板し、1回1安打1失点。下手投げの右でも投げられたが、利き腕の左だけで投げた。1軍登板はこの1試合のみ。
近年の日本のアマ野球では、立大の赤塚瑞樹(現BC・信濃)が19年秋の東大戦でリーグ戦デビュー。右投げのみで1回を3者凡退に抑えた。
<県ブロック大会>
1回戦 岡豊 右投げで180球、9回4失点完投
準決勝 高知商 両投げで133球、9回1失点完投
決勝 高知中央 6回から登板し右投げで3回2失点
<県大会>
2回戦 宿毛工 両投げで9回2失点完投
準々決勝 高知工 両投げで10回5失点完投し、右打ちで2安打、左打ちで1安打
準決勝 高知 左腕違和感のため右投げ右打ち、5回1/3を9失点
3位決定戦 高知中央 遊撃で先発して8回2死二塁から救援登板し、右投げで1球で打ち取った
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Source: 阪神タイガースちゃんねる