- なぜ横浜DeNAは阪神に勝てないのか…スコアブックに残らない3つのミス 投稿日 2021年4月11日 13:02:00 (阪神タイガースちゃんねる)
1: 風吹けば名無し 2021/04/11(日) 07:37:43.93 ID:0rb5JKsZ0
阪神で7年間、1、2軍コーチを務めた評論家の高代延博氏はこう指摘した。
「一塁が空いており無理に勝負する必要はなかった。
カウント3-0になった時点で歩かせるべき。ストライクをとったときには、おそらくサンズも勝負するのか?と驚いたのではないか。サンズか次の佐藤か2人で一個のアウトを取る気持ちで良かったと思う。
佐藤には、前日に場外ホームランを打たれているが、制球さえ間違えなければ打ち取る確率はサンズよりはるかに高い。しかも上茶谷はインサイドをきっちりと攻め3打席凡退させているのだ。
サンズは、この打席で外のボールに反応していなかった。狙いは明らかにインコースのストレート系だった。
バッテリーは3-1から手を出してくれれば儲けものというボールゾーンの配球で良かったし、歩かせてもいいとベンチが指示するべきだった」
1イニングで4盗塁(3つは池谷)は異常事態だ。
佐藤に走られた場面では、まずプレートを外し、続けて牽制を投げるなど警戒したが、高代氏は、「次は牽制がないのはみえみえ。しかもクイックができない。誰でも走れる。ただ佐藤は初球で仕掛けた。
池谷のクイックができないという情報は、オープン戦などを見てきたスコアラーから事前に入っていた可能性が高い」と見ている。
盗塁阻止は、投手と捕手の共同作業である。投手はクイックが必要で、名将、野村克也氏が阪神監督時代に選手に配った「ノムラの教え」の中には「(クイックの時間が)1.30秒以上だと無条件で走れ」と書かれていた。
高代氏は、「池谷はおそらく1.40秒はかかっていると思う。ボールの出どころを見せない変則左腕。ワンポイントとしては面白いが、1軍で戦力になるにはクイックというプロのスキルが必要になってくる」と提言した。
先頭の佐野が四球で出塁、宮崎がライト前ヒットで続き無死一、二塁とした。当然、次打者の神里にはバントのサイン。だが、神里のバントは、梅野の前に転がり三塁で封殺、走者を進めることができなかった。
その後、二死一、三塁となり、戸柱のセンターへ抜けたかと思われたライナー性の打球は、セカンドベース寄りにシフトをしていた中野の好守に阻まれた。
「あのバントの失敗が、この試合のポイント。横浜DeNAは野球が雑すぎる。7年連続で負け越しているそうだが、その関係を断ち切ることができないのではないか」と厳しい意見を述べた。
高代氏が金本前監督時代にヘッドコーチなどを務めた3年間も、ずっと横浜DeNAには勝ち越していた。その理由としては、こう感じていたという。
「とにかくハマスタではよく打った。広い甲子園から、狭い横浜スタジアムにくると、選手の気分が楽になり変わるという点もあるが、横浜DeNAのバッテリーが攻めてこなかった。
戸柱がルーキーとして入ってきて“内角を使える配球に変わった”と感じた時期もあったが、彼はレギュラー定着しなかったしそれも長くは続かなかった」
今日11日には、開幕に間に合わなかったソト、オースティンの両外国人が新型コロナの隔離期間を経て1軍に合流する。試合出場に関しては、試合前の練習の様子を見て判断されるが、もし即起用となれば、試運転なしの“ぶっつけ本番”となる。
判断の難しいところだが高代氏の意見はGOだ。
「現場は使いたいだろう。私がヘッドコーチなら使う。ソトもオースティンもNPBでのキャリアがあり、外国人選手は、いきなりでもやれる。打つ打たないは別にして彼らがラインナップに並ぶだけで波及効果はある」
横浜DeNAの予告先発は、開幕6連敗をプロ初勝利でストップした“救世主”阪口で、阪神は2勝0敗と好調のガンケル。三浦監督は「ひとつ取り返すしかない、全力でやっていく」と、連敗ストップを言い聞かせていた。
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Source: 阪神タイガースちゃんねる