- 【ゲンダイ】新庄監督「20連勝宣言」も虚しく黒星発進 新球場の“初モノ”ほぼ楽天に献上 この体たらくが続けばファンに愛想を尽かされかねない 投稿日 2023年4月1日 15:32:06 (阪神タイガースちゃんねる)
1: 風吹けば名無し 2023/04/01(土) 12:44:21.02 ID:fPuh/aFh9
公開日:2023/03/31 11:40 更新日:2023/03/31 11:40
「いやー、悔しいですね。超満員のファンのみんなに勝利を見せたかった。悔しがっても仕方ないけど、きょうの負けはひじょーに悔しいです」
日本ハムの新庄剛志監督(51)が「悔しい」を連発した。
30日、他の10球団に先駆けて1日早く開幕したのは、総工費600億円の本拠地球場・エスコンフィールドが今年開場したがゆえ。
新球場には3万1092人の大観衆が押し寄せたが、声援はタメ息に変わった。
開幕投手の加藤貴(30)は度々走者を出しながらも7回3失点と粘投したものの、肝心の打線が沈黙した。
楽天・田中将の前に五回途中までひとりの走者も出せない。3点ビハインドの六回1死満塁の好機に、4番・野村(22)の犠飛で1点を奪うのがやっとだった。
本拠地球場だから後攻とはいえ、終わってみれば初安打や初得点、初二塁打、初本塁打、
初ホールド、初セーブ、初勝利などの“初モノ”はほとんど楽天に献上、初のお立ち台さえも田中将に譲った。
「今年は優勝しか目指さない」という新庄監督が、開幕戦にかける思いは凄まじかった。
「1日早く開幕戦をさせてもらって、その試合で勝たないと男じゃない。必ず勝つという気持ちで選手を送り出す」
「開幕20試合すべてに勝つつもりで。精神的にきついと思うけど、20試合を乗り越えたら勢いに乗っていく」
こう言って試合に臨んだものの、結果はもちろん、試合内容もむなしかった。
■メンバーは昨年とほとんど変わらず
この日のスタメンで昨年と変わったのは、腰の手術から復帰したプロ3年目の五十幡(24)と中日から移籍したマルティネス(26)だけ。
投手は近藤の人的補償としてソフトバンクから移籍の田中(28)が九回に登板したものの、メンバーは昨年とほとんど変わらなかった。
昨季の総得点463はリーグワースト。新庄監督がキャンプ初日から紅白戦を行うなどムチを入れまくった成果か、オープン戦は12球団中2位。
15本塁打が1位なら、チーム打率.245は中日と並んで3位だった。
ところが、この日はわずか3安打1得点。開幕して投手がエンジンを吹かしたとたん、バットは沈黙した。懸案の得点力アップは解消されないままなのだ。
■「あさってが開幕戦のつもりで」
ただ、光明がないわけではない。オープン戦最多の5本塁打を放った清宮(23)が五回に中堅フェンス直撃の二塁打を放てば、
六回1死満塁の場面では野村の犠飛で三塁走者が生還したのはもちろん、一、二塁走者もそれぞれ進塁した。
オープン戦の29盗塁は12球団でダントツ。打線がひ弱なだけになおさら、ひとつでも先の塁を狙う意識を磨く必要がある。
新庄監督は「負けてしまえば、たかが1試合。あさってが開幕戦のつもりで」と前を向いたが、
開幕戦のような体たらくが続けば「変わったのは器だけか」とファンに愛想を尽かされることになりかねない。
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どんだけ負けても大目に見られる
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Source: 阪神タイガースちゃんねる